町長日記2019年6月2日(第4支団消防ポンプ操法大会と花園寿扇会「夏のおさらい会」に出席

   今日は、海岸広場で、消防団の皆さんによるポンプ操法大会が開かれました。幸い薄曇りに日がさす程度の天気で、あまり暑くならず、ほどよい具合でした。団員の諸君はいつもながらきびきびとした動作で、ポンプの接続作業を行っていました。

 昨年は一宮町では自然災害が少なく、ほっとしましたが、日本全国的には、激甚な災害があちこちでおこっており、わたくしどもも油断はできません。房総沖も、地震のおこる可能性が大変高い地域だとされています。大規模な災害が起こった時などは、実際にうごけるスタッフとして、消防団の皆さんは非常に頼りになる存在です。こうした日常的訓練の経験があってこそ、いざというときにも機動力をもって動けるのであると思います。

 出場者の方のご家族が何組か見えていましたので、ねぎらいのご挨拶を差し上げました。こうしてご家族に見守られての演技は、気持ちが奮い立つものだと思います。ご家族のみならず、今後は見学の方が多くお見えになるように、期待したいと思います。

 優勝は、第1分団第3部(岩切区、新熊区、新浜区の一部)で、個人賞もこのチームが総取りでした。おめでとうございます。ご努力に敬意を表します。

   尚、今回は、運営に関して、行政側のミスが数件あり、消防団の皆様に申し訳なく存じました。今後はそうしたことがないよう、さらに注意を徹底してゆきたいと存じます。

   途中に、例年のことですが、10時半から長生村の文化会館で寿扇会の皆さんの「夏のおさらい会」が行われました。操法大会を抜け出してご挨拶差し上げたわたくしは、防災服での登壇となりました。ご挨拶では、おせち料理の例をあげ、「ローストビーフやハム、ハンバーグだけではおせちにはなりませんよね。やはり昆布巻き・ごまめ・伊達巻・二色たまご・栗きんとん・かまぼこなどがないと、おせちとはいえません」と申し上げ、オリンピックに際して世界中からやってくるお客様を日本文化の華でお迎えしましょう、結びました。

 昨年は、東浪見地区社協の敬老のつどいで、わたくしは尺八を吹いて寿扇先生と共演をさせて頂きました。また次の機会にお願いできればと存ずる次第です。