豊臣秀吉の禁制 【一宮町指定有形文化財(古文書)】

 

豊臣秀吉の禁制(とよとみひでよしのきんせい)

昭和52年10月28日指定
一宮町一宮観明寺

豊臣秀吉の禁制
豊臣秀吉の禁制

豊臣秀吉が天下統一をめざしていた天正18(1590)年、本多忠勝を中心とする大軍が攻めこんできた房総半島では、一晩のうちに48の城が占領されました。

この禁制は観明寺の前に立てられた高札(おきてを知らせる札)で、占領された土地の安全を確保するために出されました。

札には、乱暴や放火をした者には厳重な罰を与える、と書かれています。