船頭給村宗門人別書上控帳【一宮町指定有形文化財】

 

船頭給村宗門人別書上控帳(せんどうきゅうむらしゅうもんにんべつかきあげひかえちょう)

昭和63年12月23日指定
一宮町船頭給 田中家所蔵

船頭給宗門人別書上控帳
船頭給宗門人別書上控帳


江戸幕府はキリスト教を禁止する政策(切支丹禁制)の1つとして、全国の領主に村内の宗教の種類(日蓮宗、天台宗など)を書いた宗門人別帳を提出させました。

この帳面には、江戸時代の終わり頃、安政元年(1854)年の船頭給村について村民全員が日蓮宗である、と書かれています。